2022年8月2日より、福井県産のレモンとオリーブを使用した
「ボタニカルハンドソープ レモン&オリーブ」を発売開始いたしました。
・ボタニカルハンドソープ オリーブ&レモン
福井県大飯郡高浜町で栽培されている『うちうらレモン』と福井県坂井市で栽培されている『三里浜オリーブ』を使用した福井県ならではのハンドソープです。
・捨てるものをつかったアップサイクルコスメ
使用しているオリーブとレモンにSDGsの面でこだわりました。
・うちうらレモン
規格外で出荷されないもの、株式会社まちから(高浜町所在のセレクトショップ『UMIKARA Select』を運営)が商品開発をした「レモネードの素」を製造する際に残ったうちうらレモンの”ヘタ”を使って、エキス抽出と蒸留加工を行い「レモン果実エキス・果実油・果実水」をつくりました。
・三里浜オリーブ
オリーブオイル搾油のため、果実を絞った後に残る搾りかすや剪定後の葉っぱからエキス抽出を行い「オリーブ果実エキス・葉エキス」をつくりました。
このように、本来捨てられるものからできたものをハンドソープに使用しています。
近年トレンドとして広がっている『アップサイクル』商品です。
〇自然由来成分を厳選し、99%以上を配合
環境面に配慮し、手を洗った後に流れる廃液の負荷が少なくなるよう工夫しています。
※エキス抽出(レモン果実エキス、オリーブ葉エキス、オリーブ葉果実エキス)を行う際の溶媒としてBG(ブチレングリコール(石油由来))を使用しています。
〇低刺激を目指した洗浄剤の組み合わせ
すっきりとした洗い上がりにするために、カリ石鹸素地(パーム由来)を採用。
さらにもう一つの洗浄剤として、刺激を減らすことができるコカミドプロピルベタイン(ヤシ由来)採用しています。しっかり洗いつつ、刺激からも守ることを目指した洗浄剤の組み合わせになっています。
〇安心の弱アルカリ性
ハンドソープのpHを10.1と弱アルカリにすることで防腐剤を配合しなくても微生物の繁殖が抑えられる処方に。
人肌は弱酸性といわれていますが、弱アルカリ性なら人間の恒常性が働いてすぐに弱酸性に戻るため、安心して使用することができます。
〇もっちり泡で優しい洗い心地
泡立ちが良くなるように、保湿効果も兼ね備えたソルビトール(トウモロコシまたは馬鈴薯、さつまいも、タピオカ由来)とグリセリン(パーム由来)を配合。
ハンドソープの液に少しだけとろみをつけることで、吐出の際に弾力のあるもっちりとした泡で優しく洗うことができます。
〇香料は一切不使用。レモンの精油を贅沢に使用することで洗った後も優しく香る
泡を出した瞬間からレモンの香りが広がるくらい、レモンの精油をふんだんに使用しています。ただ、洗った後に香りが残りすぎて不快にならないよう、繰り返し試作を行い、わたしたちが考える黄金比の配合になっています。
・持続可能な社会を目指し、利益の一部を農園の運営費に
我々が目指すのは「持続可能な社会」の実現。
SDGs17項目の目標の中でも12項目となる「つくる責任 つかう責任」の部分に注力しています。
このハンドソープの売上の一部が「うちうらレモン」を栽培している広瀬山自然公園管理組合様、「三里浜オリーブ」の栽培している三里浜オリーブ生産組合様の運営費として寄付される取り組みを行っております。
また、スタッフ自らが定期的に現地へ訪問。オリーブ畑には2021年から毎年植樹に協力、レモン農園には本年から摘果作業の手伝いなどに参加し、売り手と買い手の良好なパートナーシップを築いています。
自社の敷地内にもオリーブの木を植えたりと、会社としてもSGDsの取り組みに注力しています。
ハンドソープの商品企画を進める中で、うちうらレモン農園がある高浜町から「ぜひ、高浜町の中学校に通う生徒達に、ハンドソープを通してSGDsの取り組みの授業をしてほしい」とご連絡をいただきました。
そこで、7月26日(火)に高浜中学校3年生の合同授業に参加させていただき、総勢67名の方々にSGDsの取り組み、ハンドソープの説明会を実施させていただきました。積極的に質疑応答などが飛び交う場面もあり、わたしたちだけでなく、生徒の方々も有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。
高浜町の中学生および教師の方々総勢89名の方にハンドソープについてのアンケートを実施しました。
使用感や香りについては80%以上の方が好印象の回答をいただき、お子様から大人の方まで幅広い支持を得ることができました。
地元のものが詰まったこだわりのハンドソープです。
ぜひみなさんも手に取って体感してみてください!
前田